BSEとは、「牛海綿状脳症」と呼ばれ、日本では「狂牛病」とも呼ばれている。

1995年に、牛の病気のBSEが人間に移った可能性が言われ、96年3月20日英国政府は、新変異型クロイッツフェルト・ヤコブ病で、10名の若者中心に感染したと伝えた。人間に感染する、と言うので世界がパニックになったのだ。

BSEは1986年にイギリスで発見され、世界で約18万頭の牛が感染した。そのうち98%がイギリスでの発生である。2001年に日本でも3頭が確認された。
1994年が発生のピークで、その後発生は少なくなってきています。

イギリスは、BSE発見当初も、厳しい対応を取ら無かったことも事実で、その不手際がヨーロッパから日本へと発生した要因になっている。
BSEの発生原因と考えられている「牛肉骨粉」の製造をイギリスは88年に中止し、89年には、異常プリオンが多く含まれている可能性の高い内臓肉の消費を禁止した。

日本もイギリスからの肉骨粉の輸入を禁止したが、肉骨粉の一部が輸入され、それが、日本での発生原因になっている可能性が高い。

肉骨粉を食べていた 肥育牛は2001年10月の農水の調査では15道県の5100頭が肉骨粉か、肉骨粉の混ざった餌を食べていた事実が判明した。5,100頭のうち約4800頭(約94%)は搾乳用の乳牛で、肥育牛は約300頭だった。
(イギリスでも、BSE感染牛の8割以上が老廃牛であり、肥育牛は少なかった。)

日本では、発生の危険が予想される牛は特定されていると言える。

日本は、「全頭エライザ ELASA法検査」を採用し、すべての牛を検査し、安全な牛肉しか出回らないシステムを確立しつつある。

「全頭調査」と言うのは、世界でも日本だけの最も安全なシステム。
すべての牛を調査することによって、危険な牛肉を消費者が食べないようにするシステム。

従って「BSE」の感染牛が発見されれば、それ以外は「安全な牛肉」である。と言うことだ。

BSE検査合格。と言うのは 安全な牛肉という意味である。

「千葉しあわせ牛」 の生産者は 現在も昔も肉骨粉などを使用していません。

むしろ、健康な牛を育てることに重点を置いた 飼育をしています。

餌となる飼料は、牛も健康になり、牛肉を食べる消費者も健康になるように心がけて選別しています。(飼料については参考資料を参照)

「千葉しあわせ牛」は、絶対「BSEフリー」の安全な牛肉です。
安心して召し上がって下い。

牛肉は世界一の長寿を支え、食生活を幸福にします。
決して他に置き換えられない食品。

そんな食品を消費者に届けられる自信と喜びを取り戻そうと「千葉しあわせ牛」の生産に携わる一人一人が思っています。

この点を消費者によく理解してもらおうと、努力いたしますので、安心して牛肉の購入が出来る「千葉しあわせ牛肉」の信用のおける店舗でお買い求め下さい。